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東京株式市場・前場=米株高を好感し大幅反発、一時は200円超の上昇
2006年10月13日 金曜日
日経平均 日経平均先物12月限
前場終値 16537.9 (+169.09) 前場終値 16570 (+190)
寄り付き 16494.49 寄り付き 16530
高値/安値 16493.64─16578.69 高値/安値 16520─16600
出来高(万株) 94832 出来高(単位) 30126
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[東京 13日 ロイター] 前場の東京株式市場は大幅反発。日経平均は、米国株式市場でダウ平均が過去最高値を更新し大幅高となったことやシカゴ日経平均先物高を受けて、堅調に寄り付いた。その後も、欧米年金など海外勢による主力株買いの観測などもみられ、ほぼ全面高商状となり、一時は前日比200円を超える上昇となった。しかし1万6600円近辺では上値が重く伸び悩んだ。
株式市場筋によると、10月限日経平均オプションの最終決済に関わる、日経平均のSQ(特別清算指数)は、1万6484円59銭となったもよう。
前場の東証1部騰落数は、値上がり1307銘柄に対して、値下がり297銘柄、変わらずが91銘柄。
ベアー・スターンズ証券マネージング・ディレクターの倉持宏朗氏は「米国市場でダウ平均が過去最高値を更新したことやシカゴ日経平均先物の堅調に追随する動き。欧米の年金による主力銘柄への買いも観測されている」と語った。
また大和総研チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏は「テクニカル的には、中小型株の売りは一巡するとみられる。きょうの相場をみる限り、そのような雰囲気が感じられ、中小型株がこのまま反発に転じれば、株価全体の上値余地も広がるだろう」と分析している。
ただ「日経平均は1万6600円付近ではいったん頭を押さえられている」(投信)とみられており、「さらなる上値追いは企業決算次第」(ピクテ投信投資顧問ヘッドトレーダーの小野塚二也氏)との指摘も出ていた。
コスモ証券エクイティ部副部長の中島肇氏によると「米国株高にけん引されて指数は上昇しているものの、中小型株での個人の痛手が大きいほか、国内機関投資家も本格参戦している状況ではなく、売買の厚みが出てこない。年末に向けた上昇相場は継続するが、ここからのペースは緩やかなものになりそうだ」という。
個別銘柄では、松下電器産業<6752>、ソニー<6758>、アドバンテスト<6857>、日東電工<6988>、東京エレクトロン<8035>といった値がさハイテク株が上伸。また福岡銀行<8326>が実質傘下に収めるとの報道を受けて、九州親和ホールディングス<8340>が大幅高となった。
業績予想の上方修正を好感して、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ゴールドクレスト<8871>、カプコン<9697>などが値を上げた。
一方で、セガサミーホールディングス<6460>は、業績予想の上方修正にもかかわらず材料出尽くし感が台頭して下落した。JR東日本<9020>、JR西日本<9021>、JR東海<9022>、ヤマトホールディングス<9064>といった陸咧辘?浾{。キヤノン<7751>リコー<7752>もさえない。
新型ウォークマンを発売=音質重視でiPod追撃―ソニー
*ソニー <6758> は12日、デジタル携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」の新製品「NW―S700F」を21日に発売すると発表した。周囲の騒音を抑える機能を搭載し、電車の中でも音楽を聴きやすくするなど音質を追求した。NW―S700はソニーが戦略商品に位置付けるウォークマンの主力機種。海外でも順次発売する予定で、携帯音楽プレーヤーで大きく先行する米アップルコンピュータのiPod(アイポッド)を追い上げる。