世界史がだいたい大河の流域で始まったということをいったいどのように考えればいいのだろうか?このことについて、今まで、僕らは学校で習ったことを鵜呑みにしていて、しっかりと考えてこなかったことを白状しなければならない。もう一度、考えてみよう。世界の文明の歴史というものを。世界の4大文明というのは、一般的に、中国、インド、中東、エジプトの4つの地域に起ったとされている。その地域には、かなり大きな大河があって、その大河の流域を中心に農業の発達と平行して、文明が形成されたというのが通説である。そうして、太古、大河はたびたび氾濫した。
その氾濫によって、上流からの栄養素が下流域に拡散し、それが良質の肥料分となって、作物の生育に好影響を及ぼしたと考えられているのである。これが世界の文明の基礎となっている。この作物が沢山とれたということが文明の形成を考える上でのキーポイントとなっているのはまぎれもない事実である。農業の開始が、食料の安定と、余剰食料の貯蔵によって、富の形成に一役を買ったのである。そこで、今まで平等であった人類の中で格差が生まれてきたのである。すなわち、持つものともたざるものができてきたわけである。世界史が大河の流域から始まっていると言うことに対してはかなり大きな意味があるのだと思うのである。
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