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医者とガマの油売り

(2009-07-29 05:20:24) 下一个
 
 旅行疲れが出たのか、また胃が痛み出した。本日、病院へ。
 前回の病院は女医さんで気に入っていたのだけれども、一度胃カメラのある病院で見てもらったほうがいいですよ、と言われていたので、今回は胃カメラのある病院を探した。そうしたら、近所の、名前はよく知っている病院に胃カメラがあるらしいという話を聞いたので、そこに行くことにした。看板に外科とあるので、胃も見てもらえるとは今まで知らなかったのだ。
 外科だけあって、先生も看護婦さんも物言いがはっきりしていて、てきぱきと気持ちがいい。大きな声で聞き取りやすい。動作に無駄がない。でも決してぞんざいではない。口調も物腰も丁寧だ。
 混んでいて長いこと待った。数人まとめて名前を呼ばれ、待合室から入ると、中にも壁に沿って長椅子が置いてあって5,6人一緒にそこで待つ。诊察室はドアで区切られているけれど、治療室はカーテンが開けっ放しで丸見えになっている。看護婦さんが注射を打つ様子や、怪我した指に包帯を巻く様子が観察できる。なかなかおもしろい。
 诊察の際、以前も胃痛があってそういう時はガスター10を飲んでいた、というようなことを話したら、先生は、ガスター10よりずっとよく効く薬がありますから今日はそれを出します、これを飲めば痛みはぴたりと止まります、と、まるでガマの油売りのようなことを言った。なんとも心強い。評判のいい先生のわけだと思った。医は仁術と言うけれど、もしかしたら医には口術も必要なのかもしれない。
 で、来週の土曜日、とうとう生まれて初めて胃カメラでの検査を受けることに。ドキドキ。


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